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記事: 雛人形のお顔の選び方|描き目と入れ目の違い

雛人形の選び方 工房ひな雛
お顔

雛人形のお顔の選び方|描き目と入れ目の違い

雛人形を探していると、最後に迷うのはたいていお顔です。飾りの種類も大きさも決まったのに、どのお顔にするかで手が止まる。この記事では、お顔の作り方の違いである「描き目」と「入れ目」、そして工房ひな雛でお選びいただけるお顔について、選び方の見方とあわせてご説明します。なお、工房ひな雛のお顔は、すべてガラスの目を入れた入れ目です。

この記事でわかること

  1. お顔を決めるのを最後にするとよい理由
  2. 描き目と入れ目の違い
  3. 工房ひな雛のお顔12種
  4. お顔を選ぶときの3つの見方
  5. 三人官女や五人囃子のお顔も選べること

お顔は、最後に決めるのがおすすめです

お顔は雛人形の印象をいちばん左右する部分です。だからこそ先に決めたくなるのですが、飾る場所・構成・予算が決まってからお顔を選ぶほうが、迷いが少なくなります。先にお顔から入ると、そのお顔のある飾りに条件を合わせることになり、置き場所や予算が後回しになりやすいためです。

選ぶ順番については雛人形の選び方完全ガイドでご説明しています。この記事は、その最後の一歩のためのものです。

描き目とは?

描き目(かきめ)とは、筆で目を描いたお顔のことです。胡粉(ごふん)で白く仕上げた面に、職人が一体ずつ目・眉・口を描き入れます。

描き目のお顔は、線の太さやまつげの流れ、口元のわずかな角度で表情が決まります。穏やかでやわらかく、見る角度や光によって印象が変わるのが特徴です。木目込み雛人形では描き目が多く用いられます。

入れ目とは?

入れ目(いれめ)とは、ガラスや樹脂でできた目をはめ込んだお顔のことです。眼球を埋め込むため、光を受けて瞳が潤んで見え、生き生きとした印象になります。

まなざしがはっきりと定まるので、離れた場所から見てもお顔立ちが際立ちます。現代的で愛らしい表情をお選びになる方も多くいらっしゃいます。

工房ひな雛のお顔は、すべてこの入れ目です。ガラスの目を用い、通常のお人形は石膏で、伝統的工芸品のお人形は瀬戸焼でお顔を製作しています。眉と口は、胡粉で白く仕上げた面に職人が一体ずつ筆で描き入れるため、同じ名前のお顔でも完全に同じものはありません。それを個体差と見るか、その子のための一体と見るか。工房では後者だと考えています。

描き目と入れ目の違い

描き目 入れ目
作り方 筆で目を描く ガラス・樹脂の目をはめ込む
印象 穏やか、やわらかい いきいき、はっきり
見え方 光や角度で表情が変わる 瞳に光が入り遠目にも際立つ
多く見られる種類 木目込み雛人形 衣装着雛人形/工房ひな雛の木目込み雛人形(全12種)
選ぶときの見方 部屋に長く置いたときの馴染み 写真に撮ったときの華やかさ

どちらが上ということはありません。作り方が違うだけで、格や価格の差を表すものでもありません。

工房ひな雛のお顔

工房ひな雛では、親王のお顔を麗・雅・凪・翠・絢・和・京・優・凛・愛・花・陽の12種からお選びいただけます。同じお衣装でも、お顔を変えると飾り全体の表情が変わります。

お顔ごとの実物の写真はお顔へのこだわりのページでご覧いただけます。お人形の号数(大きさ)によってお選びいただける種類が変わりますので、気になるお顔がある場合は商品ページの選択肢をご確認ください。

お顔を選ぶときの3つの見方

1. お子様の雰囲気に重ねてみる

実際にお選びいただいた方から最も多く伺うのが「娘に似ている」という理由です。目もとの穏やかさ、口もとの丸み。似せて作られたものではないのに、重なって見える一体があります。

2. 部屋に置いたところを想像する

お顔は一年のうち一か月ほど、毎日目に入ります。華やかさだけでなく、毎日眺めても疲れないかという見方も大切です。飾る場所の明るさによっても印象は変わります。

3. 迷ったらお子様に選んでもらう

二つまで絞ってお子様に見せ、指さした方に決める。そうして選ばれた方から「子どもが選んでくれたことで愛着が増した」というお声をいただいたことがあります。上のお子様がいるご家庭では、選ぶ時間そのものが思い出になります。

三人官女や五人囃子のお顔も選べます

工房ひな雛では、親王だけでなく三人官女や五人囃子のお顔もお選びいただけます。親王のお顔と揃えることも、あえて変えることもできます。

よくある質問

実物を見ないでお顔を決めるのが不安です

お人形のサンプルをご自宅でご確認いただけます。写真では分かりにくい肌の質感や目もとの印象を、手に取って確かめてからお決めいただけます。ご来店(完全予約制)も承っております。

あとからお顔だけ変えられますか?

工房ひな雛でお求めいただいた品は、お顔の交換を承っております。詳しくはアフターサポートをご覧ください。

工房ひな雛で、描き目のお顔は選べますか?

工房ひな雛のお顔はすべてガラスの入れ目で、描き目のお顔はございません。お顔の種類によって価格が変わることもありません。雛人形の価格は、人形の数・大きさ・お衣装の生地・飾り台の仕上げで決まります。雛人形の価格相場と予算の決め方をご覧ください。

お顔は経年で変わりますか?

胡粉は湿気を嫌います。しまうときによく乾かし、お届け時の梱包箱に、不織布などで包んで収めていただければ、長くそのままの表情を保てます。

男雛と女雛でお顔の系統は揃えたほうがいいですか?

工房ひな雛では男雛と女雛を組でお作りしておりますので、自然に揃います。セミオーダーで組み合わせを変える場合も、工房でご相談を承ります。

まとめ

お顔の違いは、筆で描く描き目と、目をはめ込む入れ目という作り方の違いです。どちらが優れているというものではなく、穏やかさを取るか、はっきりした華やかさを取るかの好みです。工房ひな雛のお顔はすべてガラスの入れ目で、12種からお選びいただけます。飾る場所と構成が決まったら、最後はお顔で決めてください。

お顔を決める前に

  • 飾る場所の寸法を測った
  • 構成(親王/五人など)を決めた
  • 予算の上限を決めた
  • 候補を2つまで絞った
  • 可能ならサンプルか店頭で実物を見た

工房ひな雛は、埼玉県さいたま市の木目込み雛人形の専門工房です。人形・飾り台・屏風・雪洞・お花・小物まで、すべて自社で製作しております。

五月人形は姉妹ブランド 工房真 で承っております。

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