厳格で気品ある本金を使用した美しいお衣装
親王様のお衣装には本金を使用した金襴を使用しています。本金使用部分に蒸着本金箔を糸状(3cmに90カット巾)に裁断して織り込んで使用しており、大変煌びやかで雅なお衣装です。
※蒸着とは、金属等を蒸発させて素材を表面に付着させる表面処理のことをいいます。
殿のお衣装は麹塵(きくじん)を少し薄くした様な灰色がかった薄緑色に近いお色。薄緑と灰色の中間色のような地に少し大きめの紋様が描かれたお衣装です。姫の唐衣は、朱色に近い赤色地に殿と同様に紋様柄が施された高貴で大変上品なこだわりのお衣装です。日本的で厳格ながら、少しのモダンさも感じる魅力的なお衣装です。
最高級の上質な織物のみを利用したとっても上品なお衣装です。工房ひな雛では原則正絹(シルク)をどのお人形においても使用しています。
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